学校概要

本校は平成25年度で創立140年。歴史と伝統に支えられてきた学校です。校長室には、2枚の書が掲げられ、訪れた方々の関心を引くものとなっています。
明治8年に寄贈された三条実美公による書と明治13年の伊藤博文公による書です。

学区は、箱根山を源に発する来光川が南流して平坦地に注ぎ、やがて柿沢川と合流するその左右の仁田、八ツ溝、大土肥、上沢、新幹線の5地区からなります。南北におよそ4Km、東西に1Km弱の細長い地形をしています。学校は学区の南端の仁田地区にあります。
以前は、稲作や果樹、いちごや野菜のハウス栽培など盛んな農業中心地域でありましたが、昭和40年代後半から近隣都市 (三島・沼津) への通勤者の住宅開発、交通網の整備 (下田バイパス、熱函道路等) により、これまでの農地が次々に転用され、地域の様相が著しく変容してきました。
特に熱函道路沿いは、事業所、小工場、飲食店、大型店舗等が急速に増加してきたため、人口の流出入も激しく、現在では流入人口の方が、以前より学区に居住している人数を大きく上回るようになってきました。
それにつれて、会社、工場、役所に勤める保護者がだんだんと増え、農家の数は減る一方で、共働きの御家庭が多いのも特徴の一つです。